住まいのお金FP相談室の真崎です。

先日、マンションから戸建て住宅へ住み替え希望のお客様より相談がありました。

マンション購入後、家族3人で平穏に暮らしていたある日、管理会社の方が訪ねてきたそうです。

訪ねてきた管理会社の方が、申し訳なさそうに差し出した紙には

〇月〇日〇時　騒音

〇月〇日〇時　騒音

〇月〇日〇時　騒音

〇月〇日〇時　騒音

〇月〇日〇時　騒音

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と、音が気になった日時が怖いぐらいにビッシリと書かれていたそうです。

上の階の部屋に住む住民より、そこに記載された時間に何をしていたか？回答するようにとの要求だったそうです。

しかもこれは、その住民の住む部屋に隣接する、上下左右４世帯に要求していた模様。

お客様は当然ながら

「え？なにそれ？そんなプライバシーなこと回答する必要ないよね？」

と腹立たしく思い無視するつもりだったそうですが、要求を受けた４世帯が集まって話し合った結果、

「穏便にやり過ごすために、ここは回答するしかないか・・・」

という結論に至り、

記載された時間帯に何を行っていたかを回答したそうです。

その結果、指定された日時に騒音を出すようなことを行っていた家庭は１件もなく、取りあえずの容疑？は晴れたそうです。

その後も家族３人で、平穏にマンションで生活するつもりだったそうですが、同じマンション内で生活していれば上の階の住民と嫌でも顔を合わすこともあり、その度にムカムカイライラ・・・

また、子供にも静かに生活するよう言い聞かせており、以前のような平穏な生活とは変わってしまった、とのことでした。

幸いにもマンションのローン残高より、売却査定額の方が高かったので、思い切って戸建て住宅への住み替えを検討し始めたそうです。

住み替えの場合には、売却収入で住宅ローンの残債を完済できませんと、自己資金の持ち出しが生じてしまうので、慎重に計画を進める必要があります。

共同住宅で音のトラブルに悩んでいるご家庭は、住み替えが資金面から可能か？を「住宅購入予算診断」で確認できますのでご利用ください。

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