住まいのお金FP相談室の真崎です。
来年にも日銀が金融政策を変更する可能性が囁かれていますが、そうなると変動タイプの住宅ローン金利も上昇することとなります。
これから変動金利で借りる予定の方の中には、
「最初は低金利の変動で借りておいて、金利が上がってきたら固定に借り換えればいいや」
と思っている方は結構多いです。
しかし、実際には変動金利から固定金利への借り換えは非常に難しいものです。
事務作業は金融機関が行いますので、手続き自体はそこまで大変ではありませんが、難しいのはその“決断”です。
例えば、以下の条件で住宅ローンを借りたとします。
・住宅ローン借入金額 5,000万円
・返済期間 35年
・返済方法 元利均等返済
「これから変動金利も上がりそうだから、固定金利へ借り換えよう!」
と借り換えを検討したとします。
現在の金利水準で、変動金利と固定金利の毎月返済額を試算してみると
変動金利 0.5% 毎月返済額 129,792円
固定金利 1.9% 毎月返済額 163,076円
となります。
変動金利から固定金利へ変更することで
毎月 33,284円
年間 約40万円
も家計負担が増えることに、きっと躊躇することでしょう。
株式投資やFX投資を行ったことがある方はわかると思いますが、投資した後で損失が発生しても
「もうちょっと待てば、また戻るかも・・・」
と、根拠のない期待から損切できず、じわじわと損失が広がった経験のある方も多いと思います。
それと同じように、住宅ローンも
「ちょっと我慢すれば・・・もう少し待てば・・・金利もまた下がるんじゃない・・・かなぁ?」
と、借り換えの決断を先送りする方は、きっと多いはずです。
そして決断を先送りしている間に、更に金利が上昇してしまう・・・
金利上昇へのリスクヘッジが借り換えの目的であっても、目先の家計負担が増えることは、人間心理としては非常に抵抗があるものです。
ですのでこれからマイホームを購入し、変動金利で住宅ローンを借りる方は、将来の借り換えを視野に入れるだけではなく、計画的な繰り上げ返済も資金計画に入れておきましょう。
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幼少の頃2DKの公団住宅に住んでいたため、マイホームへ強い憧れを持っていました。しかし、初めての住宅購入では失敗・・・その経験から住宅購入者が失敗を未然に防ぎ、満足のいく家づくりのお手伝いをしています。
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