住まいのお金FP相談室の真崎です。

昨年相談に見えたお客様で、いろいろ悩んだ結果、建築の依頼先をA社とB社に絞り込み、それぞれ間取りプランを出してもらった方がいました。

本命はA社だったようですが、提案された間取りはB社のプランが気に入ったとのこと。

そこでA社の担当者に

「B社のプランをベースに、A社のオリジナルなアイデアを入れて、間取りプランを再度作成してください」

とお願いしたそうです。

A社の担当者も了解し、作成を約束してくれたそうですが、いつまで経ってもプランが出てこない・・・

しびれを切らして電話をしても、メールを送っても連絡が取れず、困っていた時にようやく1通のメール。

「コロナワクチンの副反応で出社できていないので、〇日までお待ちください」

とのこと。

「コロナワクチンの副反応だったら仕方ないよね。お大事にして下さい」

とお客様も納得し、先方から連絡のあった〇日まで待つことに。

しかし、約束の日になってもプランは届かない・・・

電話とメールで連絡をしてもまた連絡がつかず、数日後1通のメール。

「パソコンの入れ替え作業中なので、〇日にはお出しできます」

「う～ん。パソコンの入れ替え作業ってそんなに時間かかるんだ。やむを得ないか・・・」

と、またお客様は待つことに。

そして、2度目の約束の日になって、ようやくメールでプランが届いたそうです。

しかし・・・そのプランは、なんとB社のプランの丸パクリ・・・

ご丁寧に、間取り図に配置されているベッドや家具・家電などのイラストまで一緒((+_+))

長期間待たせて、他社のプランを丸写しで作成し、プロとして恥ずかしくない？と思うほど全く一緒でした。

その住宅会社は業界トップクラスのブランドのハウスメーカーで、お客様はそのブランドへ強い憧れをお持ちでしたが、大きな失望へと変わってしまいました。

「ちょっとこれは無いでしょう(*_*;」

そのハウスメーカーのブランドに憧れていた自分に、情けないやら悔しいやら何とも言えない感情で、その後再三に渡って電話とメールをしても、それ以来連絡は取れないそうです。

住宅展示場のモデルルームへ足を運ぶと、営業スタッフの方が出てきて対応してくれます。

最初に対応した営業スタッフが基本的にはあなたの担当となり、土地探しや間取り図作成などをお手伝いしてくれます。

責任感のある所長クラスの方が担当に付くこともあれば、不運にも今回の様な無責任な担当者が付くこともあります。

対応してくれた営業スタッフの実力を測る方法として、モデルルームに足を運んだ際には、いろいろと突っ込んで話を聞いてみて下さい。

しつこいぐらい質問攻めにして、

「面倒くさいな・・・」

という心の声が表情に出るか、質問に答えられない知識レベルだった場合には要注意です。

それでも、何を聞いたら良いか分からない場合には、当社の住宅会社同行サービスをご活用ください。

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