住まいのお金FP相談室の真崎です。

「全館空調は家の中に害虫が入ってくるので、絶対やめた方がいいですよ！」

と、住宅会社の営業担当者から言われたお客様。

住宅購入計画がスタートした当初は、全館空調を希望していたそうですが

「害虫が入ってくるなら、全館空調はやめる・・・か」

と考え直したそうです。

でも。。。

全館空調を否定したその営業担当者は、全館空調が設置できない今の住宅会社へ転職してきたそうで、前職では全館空調を売りにしている某ハウスメーカーで働いていたそうです。

そのハウスメーカーで働いていた時には当然

「全館空調は『空気の質が気持ちいい家』になりますからお勧めです！」

と営業していたハズ。

全館空調が良いか悪いかは置いておいて、このように平気で言っていることを変える営業担当者は信頼できない人が多いので、担当者として選ばない方が賢明です。

その営業担当者が作成した資金計画書を見せてもらうと、お客様の希望予算内に収まるように作成されていましたが、

・極端に低い建物の評価額で火災保険料を計算し、地震保険料は入っていない

・金融機関へ支払う住宅ローンの融資手数料が入っていない

・土地の購入に伴う不動産会社への仲介手数料が入っていない

と、恣意的に予算を低く見せる形になっていました。

もしその資金計画書を信じて住宅購入計画を進めれば、後から購入予算がアップしていくことは確実です。

契約後に、後から後から予算が上がっていくことに不安を感じ、せっかくの楽しいマイホームの購入が、憂鬱なものになってしまう方もいるほどです。

でも、住宅購入が初めての方は、営業担当者が本当の事を言っているのかは、なかなか判断がつかないですよね。

そんな時には、

他の住宅会社を誹謗中傷し、不安を煽ってくるか？

で、担当者の信頼性を見極めることができます。

営業とはいえ、同業他社の構造や設備を悪く言う人は、高い確率で信頼できない担当者です。

そういった営業担当者の説明は、話半分に聞いておいた方が良いでしょう。

マイホーム購入時の

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