住まいのお金ＦＰ相談室の真崎です。

先日、樹齢２５０年の松の木の「梁」が見られるとのことで、千葉県の房総のむらへ行ってきました。

「梁」とは、建物を建築する際に、柱を横断する形で設置される構造材のことです。

通常、梁は天井を貼ってしまうと室内からは見えなくなりますが、デザイン的にあえて梁を見えるように設置することがあります。

デザイン的に見えるように設置した梁を「化粧梁」又は「見せ梁」といいます。

今回、見学した建築物に使われていた梁は、なんと樹齢２５０年！

最近は木造住宅であっても、材木を1度材細かく裁断し、乾燥させたうえで再度接合する「集成材」という材料が使われます。

ですので、樹齢２５０年の無垢材は滅多に入手できません。

人間の寿命よりも長い年数が経過しているだけあって、ものすごく太く、立派な梁で、時が経つのを忘れて見とれてしまいます。

マイホームの建築時には、外観のデザインや床材及びクロスの色を気にする方は多いですが、天井空間のデザインを検討する方は少数派です。

化粧梁は天井の空間にアクセントを付けることで、室内の奥行きや高さを演出してくれます。

天井の空間デザインまで考えると、よりおしゃれな居住空間をつくることが可能です。

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