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金利上昇で家計の債務比率がアップ?

住まいのお金FP相談室の真崎です。

 

日銀が政策金利を0.5%に引き上げました。

 

金利が上昇することで、預貯金の利息収入が増えることはメリットですが、変動金利型の住宅ローンを借りている家庭では、毎月の返済額がアップします。

 

日銀は今後も金利を上げていく意向のようですので、住宅購入時に適正予算を把握せず、

 

「過去20年間低金利だったんですよ!今後も低金利が続きますよ~(多分)」

 

という住宅営業マンの声に押されて、変動金利で借りられるだけ借りた方は要注意です。

 

でも金利が上昇していく中で起こる家計の変化は、住宅ローンの返済額アップだけではありません。

 

金利の上昇はあなたの保有している資産評価を減少させ、家計のバランスシートを悪化させる恐れがあるのです。

 

まず、住宅ローン金利が上昇すれば、これからマイホームを購入できる世帯数が減少していきます。

 

長期に渡り低金利時代が続いたため、本来は購入できない(購入しない方が良い)方までマイホームを購入していました。

 

ここ最近の住宅価格の高騰は、建築資材の値上がりや職人不足といった要因もありますが、本来不動産は需要と供給のバランスで価格が決まります。

 

低金利時代が長く続いた結果、住宅ローンの金利はゼロに等しく、

 

「マイホームを購入するためにまずは頭金を貯めて・・・なんていつの時代の話?低金利なんだから貯金0円だけどマイホーム購入しちゃおう!」

 

と、家計管理ができていない方でも、借り入れできる上限金額でローンを組んで住宅購入を進めている方が大勢いました。

 

しかしこれからは、

 

「お金を借りれば利息を支払う」

 

という当たり前の経済状態に戻りますので、今後は住宅ローン審査に通らない方も一定程度出てきます。

 

住宅購入の需要が減少すれば、不動産価格は値下がりしていき、既にマイホームを所有している方の不動産評価も下がっていく可能性があります。

 

また、今年から始まった新NISAやイデコで、資産運用を始めた方もいることでしょう。

 

NISAではS&P500や、オールカントリーで積み立て投資を行っている方を多く見かけます。

 

S&P500・・・アメリカの代表的な500社に投資する投資信託

 

オールカントリー・・・全世界の株式に投資する投資信託

 

これらはいずれも外貨建て資産で運用されている投資信託で、運用資産の大半は外国株式で構成されています。

 

そのため、円安が進むほど円建てでの基準価額(資産評価)が大きくなり、逆に、円高が進むと円建てでの基準価額(資産評価)は下落していきます。

 

そして、今後も日銀は金利を引き上げる可能性が高く、日米の金利差が縮小していくと為替は円高方向に振れやすく、S&P500やオールカントリーといった外貨建て金融資産の評価も下がっていく可能性があります。

 

つまり、日銀が段階的に金利を引き上げていけば、住宅ローンの返済額が上昇するだけではなく、

 

・所有する不動産評価の下落

・保有する外貨建て資産評価の下落

 

といった変化が起こる可能性があるのです。

 

家計の中の資産評価額が減少すれば、資産に占める債務(ローン)比率が上昇し、家計の安全性が低下する事となります。

 

相談に見えるお客様の中には、1億円近い金額の住宅ローンを100%変動金利で借り、金融資産のほぼ全てをS&P500やオールカントリーで保有している方も見かけます。

 

金融資産や借り入れの全てをリスク商品とする場合、上手く回っている時は良いのですが、金利上昇をきっかけに歯車が狂う可能性もあります。

 

偏った金融商品の選択はリスクも高くなりますので、何事もバランスを取ることが大切です。

 

マイホーム購入時の

 

「資金計画」

「住宅ローン」

「適正予算」

 

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【CFP 真崎 喜雄】

幼少の頃2DKの公団住宅に住んでいたため、マイホームへ強い憧れを持っていました。しかし、初めての住宅購入では失敗・・・その経験から住宅購入者が失敗を未然に防ぎ、満足のいく家づくりのお手伝いをしています。 

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