住まいのお金ＦＰ相談室の真崎です。

当社は相続相談も行っていますが、相続は様々な専門家が手続きを行うこともあり、相談希望をたらい回しにされることがあります。

先日相談に見えたお客様は、将来相続税を支払うために、実家の土地を売却する可能性があることを心配していました。

誰に相談してよいのかわからず、最初は司法書士へ電話したそうです。

しかし、

「そういった相談はファイナンシャルプランナーへ相談してください」

と言われたので、

ファイナンシャルプランナーに電話すると

「あ～そういう相談は税理士ですね～」

と言われ、

税理士に電話すると

「相続が発生したら申告書を作成しますので、相続が発生してから電話をしてください」

と言われたとのこと。

どこへ電話をしても会って話すら聞いてもらえず、ホトホト困ってダメもとで当社へ電話をしてきたそうです。

お話を伺うと、お客様の不安を解消するためには、税理士さんが適任であろうという事で、当社がお付き合いしている税理士さんに同席して対応してもらい、お客様の不安も解消に向かっています。

専門家の中には、高い報酬が見込める手続き業務が発生しなければ、話を聞いてくれない人もいます。

今回のお客様のケースでいえば、最初に電話をした税理士さんが話を聞いて対応してくれていれば、お客様の不安はもっと早く解消に向かっていたことでしょう。

しかし、税理士さんの中には、相続税の申告書の作成だけ対応し、相続対策などの相談業務は受け付けていない方もいます。

相続税とは無縁の家庭であっても、自宅を所有して子供が２人以上いれば、相続発生時に財産の分割方法でもめる可能性はあります。

相続相談や自宅の建て替えなどのお悩みも、お気軽にご相談ください。

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