住まいのお金FP相談室の真崎です。
先日、ある工務店の社長さんと雑談をしていた時の事。
会社の代表電話に同業他社の担当者が個人名で電話をかけてきて、現場監督を引き抜こうとするので困っている、と話していました。
住宅建築において、現場監督の仕事は
・施工計画の策定
・お客様との打ち合わせ
・現場の工程管理
・安全管理
・職人さんの監督、指導
などなど、業務内容は多肢に渡ります。
日中は建築現場を巡回し、夕方事務所に戻ってからデスクワークを行うこともあり、残業も多く労働環境は決して良い職種とは言えません。
また、お客さんの要望と職人さんの施工を調整するために、双方の板挟みになることもあり、精神的にもきつい仕事で、体調を崩した現場監督さんに今まで何人もお会いしてきました。
そのため就業希望者が少なく、ますます人手不足となり、更に労働環境が悪化するという悪循環になっている職種です。
大手ハウスメーカーでも、現場監督の人数を確保することには苦労しており、地元の工務店などから、現場監督の引き抜き工作を行っています。
冒頭の工務店さんも事務所に電話がかかってきて、高額報酬を提示された結果、現場監督を引き抜かれたそうです。
そして数年後・・・
大手ハウスメーカーへ転職したその現場監督は、社長さんへ詫びを入れて戻ってきたそうです。
確かに報酬はハウスメーカーの方が高かったそうですが、あまりにも労働環境が過酷で、このまま働き続けると体を壊しかねないと危惧し、転職を考えたそうです。
そこで、ハウスメーカーに比べれば報酬は低いけれど、働きやすくやりがいを感じていた元の職場に戻りたくなったそうです。
家づくりは、何ヶ月もかけて検討したはずでも、着工後になんらかの変更点が必ず出てくるものです。
そういった場合に、お客様の要望を聞いて、職人さんに伝えてくれるのが、現場監督の仕事でもあります。
ですので、家づくりを進める上では、現場監督の能力や相性も大変重要です。
営業担当者や設計士の人柄が良く、その住宅会社へ依頼をしようと考えたら、現場監督との相性も確認しておきましょう。
退職者が多く、現場監督がコロコロ変わるような住宅会社では、あなたが伝えた変更点が、きちんと引継ぎされない可能性もあります。
見学会などで現場監督に会う機会があれば、やりがいを持ってイキイキと働いているか?も確認をしておきたいポイントです。
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